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祭事記

祭事記とは、祭事における大麻の利用について、私たちの文化的な規範をまとめたものです。

朝夕、神前に立ち、神棚に手を合わせると清新な気持ちになるものです。私たちの崇敬する天照大御神様のおおみしるしを神宮大麻と呼ぶのなぜでしょうか?明治6年の『皇大神宮大麻奉祀式』には、「罪やけがれを祓い清めるために用いられる神聖な御神具こそが、『大麻』と呼ばれるものである。」と述べられています。

私たちは、大麻は天照大御神から授かった自然の恵みであり、これを神事に用いることは神と繋がる神聖なものであると信じます。

皇大神宮大麻奉祀式

明治6年の『皇大神宮大麻奉祀式』は次のように述べています。

皇大神宮大麻奉祀次第
毎年年末に到り新年の奉祀にハ
本年奉祀せし所の大麻を氏神の社頭へ納め
新しき大麻と神棚とを拝戴し
一戸主襟を正し潔き服を着し
家族を率ゐ神棚の前に座す
次神饌と徵し直会と分与して一家無異の祝辞を演べ
終日歓娯を極むべし
本日夕刻に至らば燈火を献ずべし
【現代語訳】
まず戸主(家長)が神饌(しんせん:神への供え物)を供え、
次に戸主が毎日神拝の詞録(しろく:祝詞や祈りの言葉)を奉読し終えて、
一同で拝礼する。
次に神饌を整え、直会(なおらい:神事後の宴)にてそれを分かち合い、
家族そろって無事であることを祝う。
終日にわたって歓びと楽しみを尽くすべし。
本日の夕刻に至ったら、灯火を捧げるべし。


【参考】『皇大神宮大麻奉祀式(明治6年)』全文

祭事

祭事は、別に定める祭日に大麻研究組合が共有財産として管理する敷地内で行います。祭事の実施にあたっては、近隣迷惑を最小限に留めるとともに、あらかじめ関係当局に対し、宗教的・文化的目的による使用である旨を説明・届け出します。

祭日


大麻研究組合では、以下を祭日として、祭事を行っています。

日付または時期祝日名内容
1月1日元日新年を祝う
1月第2月曜日成人の日大人になったことを祝う
2月11日建国記念の日日本の建国をしのぶ
2月23日天皇誕生日現在の天皇の誕生日(令和時代は2月23日)
春分日(年によって異なる)春分の日自然と生物をたたえる
4月29日昭和の日昭和天皇の誕生日、昭和を顧みる
5月3日憲法記念日日本国憲法の施行を記念
5月4日みどりの日自然と親しみ、緑を大切にする
5月5日こどもの日子どもたちの幸福を願う
7月第3月曜日海の日海の恵みに感謝し、海洋国日本を祝う
8月11日山の日山に親しみ、山の恩恵に感謝する
9月第3月曜日敬老の日高齢者を敬い、長寿を祝う
秋分日(年によって異なる)秋分の日祖先を敬い、自然をたたえる
10月第2月曜日スポーツの日スポーツを楽しみ、健康を願う
11月3日文化の日自由と平和を愛し、文化をすすめる
11月23日勤労感謝の日働くことの大切さに感謝する