罪を拂徐するの神具之を大麻と云う
皇大神宮大麻奉祀喻解
皇大神宮大麻奉祀喻解
凡世の人皆事々に觸れて私情の動かざるを得ず 而して他人未だ之を知らざるも天神は既に照覽ましまして此れを咎めたたまふ 故に常に念頭に發る所を慎み罪惡を除去せざるべからず 而して其の罪を拂徐するの神具之を大麻と云う
【現代語訳】
人はこの世に生きる限り、さまざまな出来事に触れるたびに、つい私心が動いてしまうものである。 たとえそのことを他人がまだ知らずとも、天の神々はすでにこれをご覧になっておられ、心の乱れや過ちを厳かに咎められるのである。ゆえに、日々の思いや言葉、行いのすべてにおいて、常に慎みをもって臨み、罪やけがれを取り除く努力を怠ってはならない。 そのような罪やけがれを祓い清めるために用いられる神聖な御神具こそが、「大麻」と呼ばれるものである。
